2007.6 review
■ ZZ TOP Greatest Hits
ZZ TOPは、昔、大学の頃、アメリカのヒットチャートを賑わしていて聴いたことがあります。何枚かレンタルで借りて。でも、私の好みではないんですね。このブギというやつが私は苦手なんです。でも、中にメロハという感じの曲があるんです。ROUGH BOYって曲です。他の曲は、やはりZZ TOPって感じです。まあ、CDケースの奥に仕舞われて、二度と引っ張り出すことがないかもしれません。80点
■ BRIGHTON ROCK/TAKE A DEEP BREATH
カナダのバンドの1988年ごろの作品ですね。幾つかのメロハのブログサイトで紹介されていて、凄くよさそうでしたので聴いてみました。実は、アメリカ、イギリス、ドイツ、北欧、カナダあたりのメロハの優れものは、レア盤を除いて名前すら知らないなんてことはあまりないように思ってました。あちこちのメロハのサイトの方々がレビューされていたのを読んでいましたので、レアでもなく名盤があるはずはないと。それが正直な思いです。勿論、私の好みの問題がありますので、苦手な分野(例えばLAメタル)は読むのもスルーしてますから、漏れもあるでしょう。この作品は、そういう作品の一枚かなと期待しました。で、聴いた感想を率直に言えば、確かにまずまずの線のメロハです。しかし、多くのメロハサイトの方々が積極的にレビューしなかったのがわかるような気もします。私的には、玉石混交の作品ですね。得点を付けると、91点って感じではないでしょうか。
■ ST.CLAIR
どこかのサイトに紹介されていた記述が非常に魅力的だったので、聴いてみたという作品です。勿論、MTMレーベルの作品であったというのも購入した理由の一つです。で、中身ですが、純然たるメロディアスハードではありません。ウエストコーストサウンド+AOR+メロハという感じでしょうか。いろいろな要素が入り込んでいます。ボーカルさんの表現力はなかなかのもんです。味わいがあるといえるかもしれません。私が、ちょっと気になったのは、FIRE AND ICEという曲です。勿論、あのパットベネターが歌っていた曲です。この曲が一番いいと何回聞いても思えるんです。ということは、それ以外の曲は、この曲を超えてられていないということです。92点